こんにちは、武田です。
吹田市の中学校に「アフリカンミュージック&ダンス」の鑑賞会で行ってきました。
この作品は、日本にアフリカ音楽を伝えてくれたパイオニア・B.B.モフランを中心として、アフリカ各国の代表的なミュージシャンが集まって繰り広げる音楽鑑賞プログラムです。生命力溢れる太鼓の響き、美しいハーモニーを紡ぐ歌、ピアノやギターで奏でるアフリカ古今東西の名曲、争いや悲しみに彩られたアフリカの歴史のお話、そしてアフリカンリズムを堪能できるダンス・・・とにかく開放的で底抜けに明るいメンバーが「まるごとアフリカ」を学校の体育館に再現します!
この日は中学校とあって、お年ごろのボーイズ&ガールズが最初は照れくさそうにレスポンス(かけ声や手拍子)していたのですが、上の写真の「ライオンキングのテーマ」の頃から徐々に会場は温まり始め、ダンス体験コーナーになると雰囲気はガラッと変わりステージも客席もボーダーレスのカーニバル状態に!!
Jambo(ジャンボ)のリズムとメロディーに揺れる体育館、そして満面の笑顔!!!
モフラン始めメンバーたちも更に熱の入った演奏で盛り上げます。
みんな入り乱れて踊る、体育館はアフリカの草原のようでした。
担当の先生が終演後に頰を紅潮させながら話してくださいました。
「うちの生徒がこんなに自らを開放して歌い踊るなんて・・・初めて見ました。正直、私たちがびっくりしています。」
嬉しいお言葉です。
アフリカンたちの陽気な性格と前向きな姿勢が、生徒さんの心と身体を揺さぶったのですね。
出演者達は百戦錬磨の達人達でもあります。
どうやったら子どもたちが喜んでくれるか、
どうやったら自分たちのスピリットを自然に受け入れられるか、
どうやったら「照れ」や「無関心」という厚い上着を脱がせることができるか・・・
いつも考えています。
そして、
「みんなハッピーになる、イイデショ!」
汗びっしょりの顔をぬぐいながらキラキラの笑顔で答えてくれます。
身も心もホッカホッカになる、そんな鑑賞会でした♫