NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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情熱の三送会

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鰍沢です。

3学期、緊急事態宣言の中で、本来公演するはずだった鑑賞会は、ひとつを残してすべて中止となってしまいました。

その残った1つが、先日、神戸市の中学校で無事に開催され、私もスタッフとして行ってきました!

 

緊急事態宣言中の3月初旬に予定されていた、この中学校のイベントは「三送会」+「鑑賞会」というスタイル。

軒並み、中止の連絡がくる中で、この中学校だけは

「緊急事態宣言は、繰り上がって解除されると見越して、実施の方向で考える」

「ホールに収容制限があるなら、体育館で実施する」

「生徒を一同に集められなければ、学年ごとに3回に分ける」

「三送会と鑑賞会は、別々の場所で実施の方向で考える」

 と、いうように、どうしたら実施できるかをあきらめずに検討してくださった。

 

おまけに、この学校では、あらかじめビデオ撮影した在校生の祝辞動画を使って、同日ホールに移動して三送会を実施し、鑑賞会の時間を上手くやりくりして、3年生の合唱発表までも、ホールで開催した。

これがどれだけ大変なことか、想像に難くない。

先生方は、何度も会議し、議論したに違いない。

学年ごとに、クラスごとに、スケジュールを組んで、打ち合わせを綿密にしたに違いない。

当日は多くの先生方が、走り回ったに違いない。

 

先生曰く、「やらないと言うのは簡単だ。でも、これまで我慢してきた生徒たちに、最後だけでも盛り上がるイベントをして発散させてあげたい。そのためには協力のお願いをして、やれる方法を、可能性を探したい」

武田は、その打ち合わせで、心を燃やして帰ってきましたよ。

 

当日学校に行くと、素直ではきはきと活発な生徒さんたちが、役割分担しながらイベントの準備をしていました。

そしてご担当の先生お二方、校長先生も、素晴らしく熱かった!

全員マスク着用で、踊っても良いという許可を得て、特に1年生、3年生がとても盛り上がっていた。

私たちも、この特別な1日を一緒に味わうことができて、とても嬉しい。

 

全国の卒業生、卒業、おめでとう!