こんにちは、武田です。
今日はちょうど今、高校の授業でも扱っている
非言語コミュニケーション
についてお話しします。
日常のコミュニケーション、というと最も一般的なのは
会話 ですよね。
その会話の中でも皆さん無意識的に非言語コミュニケーションを交わしているんです。
話す方は、身振り手振りをつけたり、話の内容に合った表情をしたり、声を大きくしたり潜めたり、早くしゃべったりゆっくりしゃべったり・・・
聞く方は、頷いたり相づちを打ったり、話し手の目を見ていたり・・・
これら全部、非言語コミュニケーションです。
言葉自体や話の内容そのものは「言語コミュニケーション」にあたります。
それ以外のコミュニケーション、つまり、
顔の表情・視線・姿勢・相手との角度・ジェスチャー・動作・仕草・合図・服装・身だしなみ・色彩・距離・スキンシップ、
さらに、話している時の特徴で言えば、
声の大きさ・速さ・高さ・リズム・口調・言葉遣い・間・アクセント・呼吸・・・
これらもみーんな非言語コミュニケーションにあたります。
みなさん日常的に使っていますよね?
ただ、これらの非言語コミュニケーションを適切に使えているでしょうか?
好意を持っている人と話す時には、きっと前のめりになって、笑顔で、頷く回数も多くなっていると思います。自然にそうなりますよね。
では苦手な人、あまり好きではない人と話す時、さーて、どんな姿勢で、表情で、どんな反応をしながら聞いていますか?あるいは、話していますか?
苦手だけど話さなきゃいけない相手、話さなきゃいけない時、
初対面の人と話さなきゃいけない時、
ありますよね?
そんな時、非言語コミュニケーションの存在と意味合いと効果を
きちんと理解しているか、していないかで、
コミュニケーションの質は大きく違ってくるんです。
だからまずは、
非言語コミュニケーションがどういうものかを理解して、
相手に共感を示したい時には適切に、かつふんだんに取り入れてみましょう
というのが授業の大ざっぱな内容でした。
気をつけていただきたいのは、
非言語コミュニケーションの要素を《テクニックとして使う》のではなく、
相手への尊重の念であったり、思いやりであったりといった《寄りそう気持ち》を大切にしてほしい、ということも付け加えておきます。
そして《寄りそう気持ち》を常に誰に対しても抱くためには、自分自身を大切にするという強い自己肯定感が必要になるんです、ということも必ず伝えるようにしています。
話し上手は聞き上手
こんな言葉を耳にしたことがあるでしょう?
まずは相手の身になってしっかりと話を聴く、
豊かな非言語コミュニケーションを使って相手の話に彩りを添える、
または話を広げる、
相手との距離が縮まり親近感が増す、
こちらの話にも好意的に耳を傾けてくれる、
こんな風に会話(コミュニケーション)って転がっていくべきですよね♬
メールの絵文字や、LINEのスタンプなんかも非言語コミュニケーションとして
使われているツールです。
相手の顔が見えないSNSの場合、
用件は文字で伝えることができますが、こちらの気持ちまではなかなか伝えにくい部分がありますよね?
そんな時に絵文字やスタンプが自分の代わりに伝えてくれているのが、
自分の表情や動作(ジェシチャー)ですよね。
それはつまり、自分の気持ち・心情を代弁してくれているわけです。
スタンプ選びに時間かかることもありますよね〜。
非言語コミュニケーション
適切に使えば、実り豊かな対人関係を築いくための重要なツールになります。
毎日を活き活きと生きていくために、
少しでも意識していただけたら・・・と思います。