NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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一進一退

 

こんにちは、武田です。

 

8月も下旬に入り、いよいよ秋の鑑賞会シーズンに向けた動きが活発になってきました。

状況としては、まさに 一進一退。

 

「予定通りやります」という学校さんもあれば、

ここへきて「やはり無理です」という学校さんも出てきております。

 

10月上旬に実施予定だった愛知県の小学校さんは、

「体育館でも全児童が集まる行事はNGと、自治体より指示があった」

とおっしゃっていました。

こうなるともう、どんな対策を講じていると伝えたところで意味をなしません。

 

11月に実施予定の滋賀県の小学校さんからは、

「PTAより、他府県からの出演者を招いて鑑賞会をする必要があるのか?」

という意見が出されて往生している、と教頭先生から苦悩のお声を聞きました。

 

色々な考え方を持つ人たちによって社会は形成されていますから仕方ないのですが、

感染リスクをできるだけ低くしたい、

そのために取るべき有用な対策はすべて行うべきだ、

という方向性はみんな一緒であるわけですから、

そこから冷静に対策を練り、理解・共有していただき、

「実施できる」とご判断いただけたらありがたいですし、

そのために「感染防止対策の意味・意義」をもう一度丁寧に学校さん(ご主催)に説明する、というプロセスを重要視しないといけない、と考えております。

 

例えばですが・・・

ある学校さんからは「司会役の方にはフェイスシールドをしていただきたい」というご要望が出されました。打ち合わせの席では私も同意し「分かりました」とお返事を申し上げました。

しかし、先日開かれました「演劇人のための実践的な感染症対策と、危機管理のための勉強会」のライブ配信を拝見したところ、《出演者と観客との距離が2m以上離れていて、観客がみなマスクを着用しているならば、フェイスシールドをする必要はない》という見解が語られていました。

このように、日々「新型コロナウイルス」に対する認識はあらためられ、それと共に感染防止対策も書き換えられているわけなんです。

ただそれ(最新の情報)は、まだ世の中に広く共有されていない、

だから異なる意見を持つ方も多く存在する、

つまり「可否」が定まらない=一進一退・・・といった状況に陥っているわけなんですね💦

 

ちなみに、この「演劇人のための実践的な感染症対策と、危機管理のための勉強会」の動画は今でも視聴することが可能ですので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=0Q8pFxxF3fg&t=37s

 

ここからの踏ん張りです。

しっかりとした感染防止対策を訴え実行する、

それによって安心して鑑賞会を開催していただく、

今まで以上に信頼関係が求められているということは間違いありません。

そこに応えていくことが私たちにとってもアーティストの皆さんにとっても

正念場になるのだと、強く感じている今日この頃であります。