こんにちは、武田です。
ブログがすっかりご無沙汰になってしまいました。
怒濤の11月シリーズをゼーゼーハーハー言いながら乗り越え、
12月上旬シリーズもへろへろになりながら何とか乗り越え、
やっと「イマココ」と報告できるトコロまでこぎつけました。
ホントにありがたいです。
どちらの学校さんも鑑賞会を実施してくださって、
行った先々の学校さんで喜ばれて、
たくさんの子どもたちの笑顔に出会えて・・・
嬉しい出会いがあるから、疲れも吹き飛びます。
この仕事が天職だ!と思える日々を久しぶりに送ることができました。
もうコロナさんとはバイバイしたいです。
オミクロンとか要らないです。
とはいえ、まだまだ先生方も不安の尽きない状況下で、
何とか実施してくださっているというのが正直なトコロであります。
それでも、学校さんによっては「体験コーナー」などの参加型趣向に
GOサインを出してくださるケースがありました。
今日はそんな報告をさせてもらいます。
まず、、、
・接触しない
・声を発さない
・間隔をあける
といった注意点は大前提として、学校さんと共有しておきます。
子どもを舞台に上げて体験させる、というスタイルもまだ慎重です。
学校さんが「やってほしい」とご希望しなければ、
こちらから提案することはありません。
でも、客席で、声を出さずに、みんなで同様の行動(運動)をする「体験コーナー」は、
今シーズンうかがったほとんどの学校さんで実施することができました。
「アフリカンミュージック&ダンス」「ゴスペル to ヒップホップ」での
《ダンス体験》も、
「TJパルの マリンバ・オー・マリンバ」「マジカルパーカッション!」
「カラーズの ブレーメンの音楽隊」「イッツ show タイム!」
での《ボディパーカッション体験》も、
「スーパーパントマイムシアター」「ロネとジージの The Big Ears Show」での
《パントマイム体験》も、
みーんなやりました。
やってよかったです。
芸術鑑賞会はただ「鑑賞するだけ」の学校行事ではないはずです。
プロの技術や表現力・集中力を目の当たりにして、
その衝撃と感激で五感が研ぎ澄まされているその時に、
プロの技術の片鱗をカラダで覚えられるのが「体験コーナー」なんです。
しっかりと感染防止対策を施して、
子どもたちが我を忘れることがないように注意し気を配りながら、
鑑賞会をより楽しむための、充実した課外授業とするための、
「体験コーナー」なのです!
舞台に生徒さんを上げるスタイルの「ダンス体験」をご希望された
学校さんの場合、事前にご担当の先生とは綿密な打ち合わせをしました。
・舞台に上がる生徒さんはあらかじめ各クラスで決めておく。舞台に立つ位置もクラス順に決めておく。
・その生徒さんの名簿を出演者が事前に預かり、体験コーナーの時には出演者が名前を読み上げ、生徒さんに舞台まで来てもらう。
・距離を十分にとって、各生徒さんの立ち位置にテープを貼って、そこに立ってダンス体験をしてもらう。
・先生は舞台上の並びを確認し写真撮影をして、万一「陽性者が出た場合」誰が濃厚接触者にあたるか、判断ができる態勢も整えておく。
こういった準備をしっかりと講じることで、
先生方も生徒さんも、そして出演者たちも安心して「体験コーナー」を
実施することが出来ます。
コロナ禍も2年目を迎え、我々は感染拡大防止のための対処の仕方も学んできました。
配慮と工夫があれば、子どもたちにとってより有意義な鑑賞会を開催することが出来ます。
私も今年経験したたくさんのスキルを、これからの鑑賞会に活かしていきたいですし、
鑑賞会を計画・検討されている先生方に「こういう実例がある」ということを
お伝えしていきたいです。
鑑賞会の終了後、満面の笑みのご担当先生から
「やってよかったです!!」というお言葉を聞く瞬間が
なによりも幸せな瞬間です。
先生方がどれほどの思いで、
どれほどの注意と配慮を尽くして、
芸術鑑賞会の日を迎えるか、
そのご苦労を知っているからからこそ、
先生方の笑顔は尊いです。
まだまだ年内の鑑賞会がこの後も続きますが、
子どもたちはもちろんのこと、大人たちも楽しめて満足のいく
ステージを創り上げていくこと、
隅々まで工夫と配慮が行き渡って、
それが「見える」「伝わる」鑑賞会を創り続けていくことが、
なによりのやりがいであります。