こんにちは、武田です。
先日、堺市の健康診断を受けました。
尿検査・血液検査などを無料で受診できる他、肺ガンや大腸ガンの検診も無料なのです。大変ありがたい施策なので毎年受診しております。
10年前(西東京時代)には「アルコール減らしなさい」やら「メタボ予備軍です」やら色々と言われ、健康診断前に慌てて禁酒するなど、その場しのぎの対処をしながらなんとか「ほぼ異常なし」を維持してきたものでした。
それが、大阪(堺市)に移ってからは酒量も日常的に減り、仕事上多少の運動もしなくてはならなくなって、「γ-GTP」と「コレステロール」の数値はグググ〜ッと落ち着いてきました。
おかげさまで、
健康的な肉体と生活を獲得したなあ・・・
と、ひとりほくそ笑んでいたところもありました。
それが、ナント何と今年の大腸ガン検診(2日分の検便を取るタイプ)で、
「要精検」=便潜血検査結果が陽性となったため速やかに精密検査を受けなさい。
との結果が出てしまったのでえええす!
精密検査とは、大腸内視鏡検査のこと。
つまり、お尻にカメラインするアレ・・・?!
早速、専門の病院さんに行きましたがな。
こちらの言い分は「もう1回、検便してください」のみ。
はたして通用するのか???
あっけなく玉砕(T。T)
同年齢くらいの男性医師が、ニコニコと笑みを浮かべながら話してくれました。
「同じ検査は二度できないのです。とにかく1回、内視鏡で状態をしっかりと確認しましょう。これから先のあなたの人生、あなたの健康の為にも、それが一番良いんです。」
説得力ありましたがな。
その後、検査の日程を決めて、
看護師さんから丁寧な説明を受けて、
必要なお薬などをいただいて、
いざ、検査の時に臨みます。
で、1週間後、検査前夜。
まず夕食は消化の良いもの(例えば素うどんなど)を食べます。
根菜入りの雑炊をいただきました。
そして寝る前に下剤を飲みます。
なんとも落ち着かないまま寝つけず、睡眠不足で当日を迎えました。
朝食はナシ。ま、当然ですね。
で、腸管洗浄剤なるお薬をひたすら飲みます。
9時スタート。
粉末を2ℓ の水で溶かし、コップに注いで、一杯を10〜15分かけてゆっくり飲みます。
甘味のないポカリみたいな味でした。
ちょっとだけとろみがついています。
飲み始めてから50分ほど経ったころ(コップ4杯目の途中くらい)から、
ぐーっと押し寄せてくるものを感じトイレに駆け込みます。
ドワーッと1回目。
また飲み始めてものの5分で次の波が・・・
ジャーッと2回目。
終わってリビングに戻ったら、アラもう次の波が、
てなわけでシャーッと3回目。
さらにトイレとリビングを往復することプラス6〜7回!
10回目の波に押し出されて出てきたのは、ほぼ水。
どうしても、って言われたらそのまま飲めるくらいの水。
オッケーオッケー、これなら大丈夫でしょうという透明度にはなりましたが、
大変なのはおしり(コーモン様)。
もうヒリヒリでイタイタでたまりまへん💦
そんな御尻に最大限気を遣いながら病院へ・・・
12:45。
まず検査室横のお部屋で着替えます。
上はガウンを羽織りまして、
下はスッポンポンになって指定のパンツを履きます。
紙製のパンツで、お尻側に紐がついていまして、
引っ張ると紐が取れてご開帳するようになっています。
ちょっと恥ずかしイン(照)
着替えが終わったらゆったりとしたソファに座らされて、
点滴イン
アーンド
麻酔イン
そしていよいよ検査室に。
左向きに横になって寝ます。
「それでは始めますよー、楽にしててくださいねー」
という先生の声を聞いた・・・
その後からもう麻酔が効いてきたんでしょうね、頭の回りがボワ〜ッとしてきて記憶が定かでない。
痛みも全然感じません。
先生と看護師さんが会話をしている、
あるいは、私に話しかけているのか???
という声を遠くの方で聞いている感じ。
で、あっという間に終わりましたがな。
要した時間は1時間程度。
もうホント
何の痛みもなけりゃ、何の不安もございませんでした。
まだ麻酔が残っているので、ちょっとフラフラしながら先生の検査所見を聞きました。
ポリープが5つあったこと。
すべて切除したこと。
切除も切除後の止血もスムーズで問題なかったこと。
ポリープの内容(悪性か否か)については1週間後に分かるからまた来てほしいとのこと。
さてさて、はじめての内視鏡検査はこんな感じで終了いたしました。
行くまではかなりドキドキでしたが、案外あっけないものですよ。
もう一度受ける? って言われたら「けっこうです」と申しますが。
これから内視鏡検査を受けようと思っている方に、何かのお役に立てたらさいわいです。
どうか皆さんもお身体大切になさってくださいね🎶