こんにちは、武田です。
行って参りました、岡山市民会館!
アフリカンミュージック&ダンスのホール公演、
人数も最大編成のミュージシャン9名(うち7名がアフリカン)、
中学生・高校生1,200名で熱気ムンムンの観客席!!
メンバーはBB.モフランを筆頭に、タンザニアやコンゴ、セネガル、今回はアメリカ出身のシンガーも加わってホントーにゴージャス!
曲目も、太鼓(ジャンベやドゥンドゥン)だけの野性的な音楽から、ライオンキングのテーマ、アフリカ音楽史に燦然と輝く名曲「マライカ」にゴスペル、さらには日本を代表するポップスまで・・・まさにワールドワイドなプログラムなのです。
なぜゴスペルが入っているかって??
それはね、かつてアフリカから一方的に連れ出され、荒れ放題の新天地アメリカで「奴隷」というあってはならない扱いを受けた人たちが、
苦しさや悲しさに負けないように生み出した音楽
それが「ゴスペル」だからなのです。
コンサートの中では、アフリカの人たちが世界中で創り出した音楽や文化について
じっくり語られます。
アメリカではゴスペル以外にも、ジャズやブルース、ロックやファンク、さらにはヒップホップも生み出されました。
ブラジルではサンバが、キューバではマンボが、ジャマイカではレゲエが生み出された。
現代世界に存在している音楽のほとんどはアフリカンたちが創ってきた…と言っても過言ではないくらい、世界のミュージックシーンに影響を及ぼしているんです。
この日演奏された日本の曲は2曲。
1曲は「上を向いて歩こう」です。この歌は全米チャートで何と1位になったというスゴイ曲です。「うえをむーいて あーるこーーう なみだがーこぼれーないよーーに」という歌詞がせつなくもあるけれど前向きでもあり、アフリカン達のかつての境遇と重なる部分もあって、アフリカ人ミュージシャンは皆さん好きなのだそうです。
この名曲をレゲエバージョンで披露!会場から大きな拍手と歓声が湧き上がりました。
もう1曲は「ソーラン節」です!リーダー・モフランが愛してやまない、日本を代表する民謡なのですが、なんとこちらもアフリカン・ドラムを派手にフィーチャーして
オリジナルとは違う味わいでダンサブルなんです〜〜♪
こちらは生徒さんたちにも馴染みのある曲だけあって、盛り上がりがサイコー!
ステージも客席も一体となって、歌い・踊り・大いにシャウトしました。
生徒さん達の明るい笑顔が何よりも気持ちよく、
ミュージシャンたちも「サイコー!スゴイヨミンナ。コンナニタノシイステージハ
ヒサシブリダネ!!」と大満足の笑顔・笑顔・エガオ!
熱くてウキウキなコンサートでした。