NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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置き土産

こんにちは!

昨日は神戸の小学校に「マジカルパーカッション!」の鑑賞会で行ってきました。

この鑑賞会プログラムについてや、出演グループ(ミラクルビート)の演奏技術とか人柄とかについては、今まで山ほどお伝えしてきましたので、過去の記事をご覧いただくとして…今日、皆さんにお伝えしたいのは、この小学校の鑑賞会ご担当先生が子どもたちに贈ってくれたプレゼントについてなんです。

 

5月実施の鑑賞会について、最初にお問い合わせをいただいたのは3月のことでした。ご担当の先生からの演目ジャンルのご希望は「音楽(鑑賞会)でジャズ系」でした。でも、スケジュールや予算の都合などでなかなか折り合いがつかず、私たちからも様々な提案を出させていただいて、「マジカルパーカッション!」で決定した…という経緯があったのです。

そして、決定後に先生からこんなお願いをされたんです。

「もし見当違いなお願いだったら許していただきたいのですが、『A列車で行こう(スタンダードジャズ、作詞作曲:ビリー・ストレイホーン)』と『愛するデューク(作詞作曲:スティーヴィー・ワンダー)』を演奏していただくことは可能でしょうか?」

えっ何で!? 思わず理由を伺ってしまいました。

「今年度の文化発表会で、低学年は『A列車で行こう』を、高学年は『愛するデューク』を歌ったり演奏したりして発表したんです。だから、年度は変わりますが、その練習した曲が突然演奏されたらびっくりするだろうし、喜ぶだろうなあと思いまして。」

いろいろ見えてきました。

ご担当の先生は音楽の先生とのことでした。ですから、文化発表の際の選曲も指導も、きっとこの方がなさったに違いありません。子どもたちが発表に向けて必死に練習したその姿を、誰よりも近くで見て、誰よりも応援していたに違いありません。

だから、みんなの努力や笑顔や涙やなんやかやがいっぱい詰まった思い出の曲を鑑賞会で演奏してほしいということなんですね(鼻つ〜ん)

そして、先生は続けました。

「実は私が3月いっぱいで異動になるものですから・・・」

ああもう、電話越しで小さく嗚咽です。言葉が出ません。

「分かりました」《まっかっせんなさあああ〜い!》と心で応え、すぐにミラクルビートに相談しました。

詳しい事情を説明する前にアッコちゃん(ミラクルビート・リーダー)は「いいですよ、まーくん(ピアノ)も山ちゃん(ドラム)もノリノリで演奏しますよ、元々レパートリーでもあるし!」の二つ返事で快諾!(先生とのやり取りを聞いてたんかい)

すぐにご担当の先生に報告をした…かったのですが…

演目が決まるまでの間に時間が経っていまして、この時既に3月末、学校には報告したのですが、ご担当の先生はもう異動された後で居らっしゃらなかったのです。

もし、このブログを読んでいてくださるならお伝えします。

子どもたちは突然のサプライズ演奏に歓声を上げて喜んでいましたよ。

低学年の子どもたちは「A列車で行こう」を元気に歌ってくれました。

高学年の子どもたちは「愛するデューク」の時に立ち上がって手拍子してくれました。

先生の置き土産はきちんと子どもたちに届きましたよ!!

演奏家も心から楽しんでスウイングしていました!

 

こういったことは稀ではありますが、何かリクエストや特別な思い入れなどがありましたら、取りあえずご相談いただけたらありがたいです。

 

それにしても小学校で「A列車で行こう」と「Sir Duke」ですか…シブすぎる。

A列車の日本語訳の歌詞を子どもたちは歌っていましたが、あれは美空ひばりさんが歌ってたバージョンのものだったのでしょうか…

いろんな意味でこの先生とお会いしたかったです。

そして直接お礼を申し上げたかったです。

ありがとうございました!

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2回のステージを無事に終了してホッと一息のミラクルビートのみなさん。