こんにちは! 鰍沢です。
1月の読み聞かせはこれ。
私は鈴木康広さんの「ぼくのにゃんた」、リンドグレーンの長くつ下のピッピシリーズを絵本にまとめた「こんにちは長くつ下のピッピ」。
武田は、いつも英語の絵本を読み聞かせてくれるお母さんとペアで長谷川義史さんの「まんぷくでぇす」。
1人で入る時も、ペアで入る時も、考えるのはどの本を先に読むか。また、どうやって30人の子どもを集中させるかです。
「おはようございます」と挨拶をして、すぐに物語に入った方が良い場合もあるし、一言二言、絵本に繋がる導入の会話や質問をした方が良さそうな時もあります。
選んできた本の内容や、子どもの顔を見て判断します。
今日はスルッと「ぼくのにゃんた」に入りました。
ネコのにゃんたが、何かになりすましている。「にゃべ(鍋)」「にゃん粉(小麦粉)」「ビスキャット(ビスケット)」「ネッコレス(ネックレス)」「ネコタイ(ネクタイ)」など、次々とおかしなネコ型のものが登場します。
大人がにゃんにゃん喋ったり、ダジャレを連発するのがおもしろいのか、つかみはバッチリでした。
武田とペアのお母さんも、エリック・カールの「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」を英語の色当てクイズ付きで読み聞かせ、こちらもつかみはバッチリだったそうです。
また、終わり方もどう締めるか、考えてしまうのは職業病でもありますね。
「こんにちは長くつ下のピッピ」は、原作の色んなお話を短くして少しずつ集めた絵本で、それでも全部読むには時間が足りなかったので、飛ばし読みをしました。でも10分も同じ本を読んでいると、だんだんガサゴソし始める子どももいます。
だから絵本を読み終わってから、また一言言葉を添えて、子どもの気分を換えてから読み聞かせの時間を終わりました。
短い時間ですが、この読み聞かせの会は勉強になります。
年齢によって、集中力が変わってきたり、反応が変わってきたり、興味が変わってきたり、理解力が変わってきたりするところが、間近に見られるところもとてもいいですね。
教室を出ると、先生が廊下に顔を出して「ありがとうございました」と仰いました。
感謝しているのは私です。場を与えてくださって、いつもありがとうございます。
記事:鰍沢(かじかざわ)