NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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1回目の鑑賞会、大成功です!

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こんにちは! 鰍沢です。

 

先週末、堺市の小学校で「フラワービートのマジカルパーカッション」の鑑賞会が行われました。

前日に、栃木県矢板市の鑑賞会を終えたメンバーは、そのまま大阪へ。

深夜到着したにもかかわらず、朝一の挨拶はとても元気よく爽やかでした。

 

メンバーとは約3年ぶりの再会でしたが、そのブランクをみじんも感じさせません。

ワゴン車にぎゅうぎゅうに詰まった楽器や機材を取り出し、搬入、セッティングと着々と準備が整っていきます。

今回の編成は3名だったのですが、3名ぶんの楽器とは思えないくらい、2台の車から、あれもこれも出てきます。

みるみる内に演奏スペースが楽器と機材でいっぱいになり、武田と私は、心躍らせながらセッティングをお手伝いしました。

 

 

公演が始まると、子どもたちは、ちょっと緊張の面持ち。

たくさんの楽器が並んで、普段とは違う体育館だからなのか、お行儀よく鑑賞しようとしているからなのか、静かに先生の言うことを聞いている賢い子どもたち。

 

でもね、「フラワービートのマジカルパーカッション」は、お行儀よく静かに聴くだけの鑑賞会じゃあ、ないんだよ。

さあ、そのプログラムはこんな感じです。

 

「剣の舞」…ハチャトリアン作曲の名曲。剣で戦う場面を想像させる迫力ある曲。オーケストラが演奏する曲だけど、力強く弾みのあるパーカッションのアレンジで、オーケストラの迫力にも負けていません!

 

チゴイネルワイゼン」…こちらはヴァイオリンの名曲。打楽器の日本チャンピオンあっこちゃんが、両手に3本ずつのマレットを持って演奏します。途中でマレットを持ち替えて、音色を変えたり、マレットを逆さにもって演奏する場面は、大人でも「あっ!」と息を飲みます。

 

「楽器の紹介コーナー」では、身近な楽器、トライアングルや、カスタネット、タンバリンなどを紹介しながら、みんながやったことのない演奏方法を教えます。

 

「フラワービート」は、小太鼓を一列に並べて、3人で合奏します。今回出演してくれた雄くんは、パーカッションを使ったリズム演奏の大道芸などもやっていて、先月福山の大道芸フェスティバルでグランプリをとったグループの1人!

すごい技で小太鼓を叩いてくれました。

 

「キッチンビート&お掃除ビート」では、台所用品や掃除道具で、軽快なリズムを刻みます。突然始まったお料理の音楽とエプロン姿の出演者に、子どもたちは何が始まるんだろう、と、身を乗り出していました。

 

徒競走でおなじみの「道化師のギャロップ」では、一台のマリンバを3名で演奏します。それぞれのパートの担当があるのですが、演奏していくうちに、そのパート?場所?を取り合って、メンバーが入れ替わりグルグルと回りながら演奏します。

マリンバの鍵盤を逆側から演奏したり、低音パートが入れ替わって高音パートに移ったりと、技術的にはきっと難しい筈と感心しつつも、愉快なパフォーマンスなのです。

 

「即興!音楽ものがたり」…メンバーの小林真人さんは、ピアニストでもあり、作曲家でもあります。その場で先生にインタビューしたことを、即興で感動的な音楽にしてしまう、すごいコーナー。

今回は、5年生の担任の先生が、生徒さんたちの指名を受けて、主人公になってくださいました。先生の生い立ちや、出会いや、これからの夢などをインタビューした後、美しい伴奏とメロディで、語りを入れながら物語を紡いでいきました。

うるっとしたり、笑ったり、子どもたちにも、先生方にも、とても好評なコーナーなのです。

 

「ダンシング・パーカッション」では、みんなで簡単なボディパーカッションにチャレンジしてもらいました。

 

「校歌が変身?!」では、学校の校歌をいろんな曲調にアレンジして演奏し、子どもたちに歌ってもらいました。このコーナーに欠かせないのが、ご協力いただく先生方のお力です。さあ、何を協力してもらうのかは、ヒ・ミ・ツですが、いつも大きな笑いに包まれ、そして今までよりももっと自分たちの学校の校歌に愛着が沸くこと間違いなしです。

 

ラストは「ルパン三世のテーマ」かっこいいジャジーなリズムに、ソロ演奏が加わって、ちょっとビターな大人な雰囲気で、楽しく終わります。

そして、今回もアンコールをいただきました。

 

ご担当の先生も、校長先生も大変喜ばれた、良い鑑賞会になりました!!

お招きくださった先生方、出演者の皆さん、そして大いに盛り上げてくれた生徒さんたち、ありがとうございました!

 

 

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記事:鰍沢(かじかざわ)