NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです。

仮押さえ って?

こんにちは、武田です。

大阪はこの週末が桜満開のお花見日和でした。

近くの公園で桜を愛でつつ家族でおにぎりをほおばる・・・

そんなうららかな休日を過ごしてきましたよ〜〜♪

 

さて、いよいよ新年度がスタートしました。

令和元年となります本年度、皆さまいかがお迎えでしょうか?

 

春休み中からたくさんのお問い合わせをいただきました!

大抵は9月〜11月の秋の芸術鑑賞会についてのお問い合わせだったのですが、

中にこんな方もいらっしゃいました・・・

「5月○○日の予定なんですが、まだ大丈夫でしょうか?💦」

あらら〜〜ららら来月う〜〜!

 

でも・・・端的にお答えしますと、全然大丈夫なんです!

 

希望されるジャンルや作品、出演グループなどがガッチリと決まっていて動かせない、

となると厳しくなって参りますが・・・

例えば「音楽ジャンル」ならば、《打楽器》や《管弦楽》、《ジャズ》に《ピアノ》に《ミュージカル》、《ゴスペル》《アカペラ》《アフリカ音楽》と・・・

様々なジャンルと作品、演奏グループがあるワケです。

ですから、ご興味をもっていただけたジャンルをお知らせいただければ、すぐに該当する演奏グループにスケジュール確認をとります。

ジャンルもですがご日程も、第1希望〜第3希望くらいまで挙げていただけたら

どこかで都合の合う日が出てきます。

その後の実施に向けての打ち合わせにしても、1ヶ月あれば十分に行えます。

ですから、1ヶ月前でも大丈夫、ご安心ください😄

 

で、その際に候補に挙がった出演者の公演予定日のスケジュールを

仮押さえ

するんです。

出演者には「○○小学校さんが□月△日に音楽鑑賞会の候補として検討されるそうなので仮押さえをお願いします。」と伝え、一時的に該当日のスケジュールを押さえてしまうワケです。

そうすると、クライアントさんは慌てずゆっくりと検討することができます。

もちろん費用はかかりません。キャンセルされてもOKです。

仮押さえの期間は、通常2週間〜3週間くらいです。

もし、ご検討が長引いて仮押さえを延長なさりたい場合はご相談いただければ

私共から出演者に状況の説明をします。

まれに、同日に複数のオファーが重なってしまうこともあります。

そんな時は、先にお問い合わせくださったクライアントの方から優先権が発生します。

時間的にも差がない場合、もしくは3件以上のオファーが重なった場合は

決定優先

とさせていただくケースもあります。

先に決定連絡をしてくださったクライアントさんに優先権が生じる、というものです。

 

いずれにしましても、ご検討くださる学校の先生には状況をしっかりと説明いたします。

ですからご安心いただいて大丈夫です。

できましたら、方向性として《音楽》《演劇》《古典芸能》のどれがご希望か?

その中で演目についての具体的なリクエストがあるか?

ご日程はいつごろか?(第3希望くらいまでお知らせください。)

といった点を担当者にお伝えください。

どんなものがいいか分からない、あるいは、迷っている・・・

そんな方もお気軽にお問い合わせください。

担当者からご納得がいくようなご案内をさせていただきます。

 

年度が変わりましたので、芸術鑑賞のご担当も交代される時期かと思います。

新担当の先生方、

分からないことは私共、専門家にお任せください!

 

お問い合わせをお待ちしております🎶

 

 

 

新しいパンフの入稿完了!

こんにちは! 鰍沢です。

やったあ! 終わったぁ!! 今年度お初のパンフ入稿できました!!

第4版目になるパンフレットですが、今回は3つの新しいプログラムができ、4ページ増やしました。

より分かりやすく、楽しさが伝わるように、1ページずつ写真を入れ替えたり、文章を見直したり、丁寧に仕上げた自信作です!!!

ゴールデンウイーク前にはご担当者様のお手元に届くはず!

これからご検討のみなさま、どうかご参考になさってくださいね〜〜!

 

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入稿中

 

KEREN 観てきました!

 

こんにちは、武田です。

クールジャパンパーク OSAKA のWWホールで吉本興業プロデュースのステージ

『KEREN 』をみてきました!

森ノ宮から徒歩6分、こんなところに最新鋭の劇場が3つも出来ていたなんて知りませんでした。ホール(WWホール・TTホール・SSホールの3館)の命名明石家さんまさんなんですって!「各劇場の名前を好きな言葉に変えて遊んで使ってほしい」という思いが込められているのだそうです。

 

写真撮影もOKということでいっぱい撮っちゃいました♪ ↓これは開演直後の舞台。

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で、このKERENが、WWホールのこけら落とし公演として2月からロングラン公演を続けているという次第。

チラシによると・・・

世界最高峰のデジタルアート、

伝統的な歌舞伎の仕掛け、

ブロードウェイの振り付けによるダンス。

海外でも評価されるタップダンス・殺陣。

ストーリーはなく、すべてを呑み込み

圧倒的なスピード感と没入感で駆け抜ける70分!

外連(けれん)とは、

歌舞伎の世界で奇抜な演出を指す言葉です。

もともとはハッタリやごまかしを利かせた様のことを指してきました。

こうした従来の考えにとらわれずに流行を貪欲に取り入れ、

人々を楽しませることを追求しながらも芸術として磨き上げる。

そのナンセンスな精神の極みを

「KEREN」では表現します。

 

ですって!!

そして、この説明に違わず、素晴らしいエンターテイメントでした!

 

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装置やワイヤーフライング、美麗秀麗な映像などの演出・効果の素晴らしさももちろん楽しめましたが、何といっても一番魅せてくれたのは

役者です!!!

出演者、演者です。

有名な俳優は一人として出演していません。

しかし、彼らはチームとして見事に各シーンを彩り、盛り上げ、演じきっていました。

通常の舞台ならば、ダンサーはダンスを、歌手は歌を、アクション俳優はアクション(殺陣)を・・・という風に専門分野に分かれて、各々が登場するシーンでその役割を全うするもの・・・なんですが、

この舞台は、ダンスも(細かく言うならクラシックもジャズも)、タップもアクロバットも殺陣も歌も手品も影絵もフライングも芝居も・・・全部ぜ〜んぶ、同じメンバーで回していくんです。

いやあああああ、こりゃ練習量ハンパないっすよ!

ブラーヴォ!!!  っす。

 

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しかも終演後は皆さんロビーに出てきてお見送りしてくれるやら記念撮影に応じてくれるやら・・・いやはや見事なものでございます。

20代だったらチャレンジしていた・・・今だってやってみたい・・・無理だけど・・・

これは是非観に行っていただきたい。

こういった作品をどんどん発信していってほしいです。

頑張れKERENのキャストの皆さん!

頑張れよしもと!!

 

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娘のNEW自転車

 

こんにちは、武田です。

 

学校が春休みに入りました。

我が娘も4月から5年生になります。

そこで!

娘の自転車を買い替えることになりました♪

 

思い起こせば、年長さんになる年の春に買った現チャリ、

まる5年経ってるワケなんです。

その間、身長は40cmくらい伸びました。(今152cm)

まあ〜20インチのオコチャマチャリによくも乗っていたもんです。

サドルも限界まで高くしてました。

 

娘は「新しい自転車が買ってもらえる」という期待と高揚感からか、

ニコニコしながらもちょっと緊張気味・・・

自転車屋さんに到着して、ズラーリ並んだ新車両をなめるように見て回ります。

候補のサイズは26インチ、もう大人用です。

私は単純に色味だけで「黄色か赤がいいんじゃない?」なんて

口をはさみますが、もう親の意見なんぞに左右されはしません。

じっくり選び回った末に「水色」か「黄色」か「茶色」に絞りました。

「ほら、黄色入ってるやんかい!」

思わず声を荒げる父親。

そんな茶茶には微動だにせず、最終選考に余念の無い娘・・・

 

結果、

水色に決まりました!!

 

うん、かわいいです。

色も派手でなくていい。

ハンドルとサドルに入っている差し色の茶色がまたいい。

ウチの子、センスいい(もおお〜バカ親ん)

 

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娘うれしそう🎶

 

このチャリに乗って、中学生になったら部活の練習試合とかであっちこっち走り回るんだろうなあ・・・

 

5年といわず、長いこと乗ってね。

いいパートナーに出会えてよかったね。

 

と・・・話は変わりますが・・・

娘の通知表のお話です。

娘の小学校の成績(評定)の付け方は3段階評価なんです。

各教科別に複数の観点を設定して「多の子どもとの比較ではなく、本学年で学習したことがどの程度身についているか」を表しているのだそうです。

さらに、「通知表の評定は、結果としての決めつけではなく、これから伸びていこうとする子どものあゆみの1ページにすぎません。子どもの中にひめられている力は計り知れないものがあります。その芽が伸び輝きますよう、温かく励まし続けましょう。」

とも記載してあります。

私の小学校時代の成績の付け方(5段階相対評価)とはまったく違う評価方法ですが、「テストの点数で評価するのではなく、何をどのように理解できているか、また理解できていない点(課題点)は何か、どうしていくべきか」を具体的に示してくれるという点では、分かりやすくていいのかな、と思います。

 

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 違和感はありましたが、それも段々慣れてきました。

学校での学習も、人生の中で学び得るものの中の1要素にすぎないと思います。

そこで人と競争して、いい点数をとって、偏差値の高い上位学校に進学して、いわゆる一流企業に就職する・・・という生き方を選ぶ方もいるのでしょうけれど、私は、私の娘には、そういう生き方を奨めるつもりはありません。

学校では授業を含めて色々なことを学びながら、「学ぶことの気持ちよさ」を身につけてもらえたらいいと思っています。

別に芸術家になってほしいワケでもありません。

遊びと学びを通して、自分らしい価値観を築いてくれたら、それが明日を生きるための希望や活力になってくれたらいいと思います。

そういう意味では娘の小学校の教育方針や具体的な試みは納得できるものであり、推奨したいと感じるものであります。

 

小学校もあと2年か〜(ため息)

 

今のように友だちを大切にして、

今のようにたくさん本を読んで、

今のように自主的に学ぶ姿勢をもって、

あなたらしさを磨き上げていってください。

 

創立90周年記念公演でマリンバ!

 

こんにちは、武田です。

京都市の小学校に、創立90周年記念の会・記念公演にお招きいただきました。

今日の演目は「打楽器で旅する世界の音楽」です。

 

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ひょうげん教育の音楽プログラムとしておなじみとなりました、

純クラシックの音楽鑑賞会です。

今日はなんと、6名編成の豪華版!!

美しく、温かみのあるマリンバの“木の音色”に、子どもたちばかりでなく、

来賓の方々や保護者の皆さん、地域の方々まで・・・

誰もがうっとりと耳を傾けました。

 

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演奏グループ代表の村井さんからは

「子どもたちみんなが笑顔で“おはようございます”とあいさつできる素敵な学校ですね。また、学校が地域の方々から愛され、地域ぐるみで子どもたちを育てている、という結びつきが強く感じられて、大変気持ちの良い演奏ができました。」

とのコメントも発されました。

90年の歴史と伝統ある学校で、未来ある子どもたちへ贈られた音楽のメッセージ、

たくさんの笑顔と拍手で受け止めていただけたようです。

 

10年後、創立100周年の時にまた呼んでいただけたら嬉しいです。

 

ありがとうございました🎶

 

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卒業式・2

 

こんにちは、武田です。

 

本日、またまた高校の卒業式に出席して参りました!

声優・パフォーマンスコース、

3年前に開講した新コースの1期生として入学してきた生徒たちの、

高校生活最後のハレの日でした。

 

前半は笑顔笑顔で生徒たちを頼もしく見つめました。

「おめでとう」という気持ちだけで子どもたちを見られる、

他に何の雑念もなく、ただひたすら生徒の旅立ちを祝える・・・

そんな卒業式ならではの明るい気持ちで、

ただただ嬉しく式次第のひとつひとつを胸に刻みました。

 

しかし後半は涙、、、

保護者の方々からご挨拶をいただくとねえ、

もう色々な思いが脳裏をよぎって、

お父さんやお母さんもこの3年間大変だったんだろうなあ〜って

勝手に想像してしまって、こちらも親目線で生徒を見てしまったりして・・・

 

親御さん達も笑顔で見届けてくださったようで、

「この学校に入れてよかったです!」

というお言葉を何回もいただいて、

もう何も言うことはありません。

 

これからです!

新しい世界で、環境で、これまで学んだことを、

学んで身につけた「表現の力」を、

いかんなく発揮していってほしいと願うばかりです。

 

おめでとう!

そして3年間ありがとう!

みんなは私の誇りです!!

 

卒業式とインフルエンザ

こんにちは、武田です。

一昨日の朝に人生初の体温39.5℃をたたき出し、

ゴジラのような呻き声を発しつつ、

夢とうつつを行き来しつつ、

本日、病の渕から蘇ってまいりました!

ハローブランニューデ〜イ🎶

おお!身体に染み込む陽の光のあたたかさよ清々しさよ!!

 

復活のご報告と共に、先週末の出来事からお伝えします。

土曜日には非常勤講師として関わってきた大阪市内の高校の卒業式に出席してきました。

入学してきた時には、まだ幼さが残るちょっと頼りなげだった子どもたちが、

自分の進む道を固め自信に満ちた表情で卒業証書を受け取る姿に、

確かな成長の証を感じ胸が熱くなりました。

 

気になっていたのは一人の男子生徒のことでした。

彼は私が担当する演技コースの1期生メンバーとして入学してきました。

運動神経がバツグンで仲間達からも慕われ、笑顔の爽やかなイイ男でした。

秋の舞台発表ラッシュの後、彼はコースを去っていきました。

彼にとって、やるべきことが多すぎて、スピードが速すぎて、

表現することに喜びが見出せなくなったのです。

彼を留めるには私はあまりに無力・無策でした。

彼のその後がずっと気になってはいたのですが、コースが変わるとなかなか顔を合わせる機会もなくなってしまうのです。

卒業式のその日、彼は静かな表情で座っていました。

黒のスーツに身を包み、凛々しい顔で座っていました。

就職が決まったそうです。

おめでとうと、言いました。

彼らの今後の飛躍を心から祈ります。

 

週が明けて火曜日の朝、

あからさまに体調がおかしく、検温すると37.1℃でした。

まあ何とかなるかと仕事に出て、ものの30分で後悔しました。

だるさと悪寒が半端無い・・・これ重いヤツかも・・・

夕方帰宅し再度検温 ⇒ 38.9℃! ドシェ〜〜っ!!

倒れ込むようにベッドに入りそのまま朝までアリナ眠のグルコサ眠のドンタッチ眠!

して朝起きたらどーでしょー?!

声も出ないわ身体動かないわ背中痛いわ胸痛いわ足の付け根痛いわ・・・あ、熱もあるわってな具合で検温 ⇒ 39.5℃!!! ドシェシェ〜〜!!!

病院へ行きました。

インフルエンザA型 罹患決定!

お医者の先生、非常に冷静に治療方法について説明してくれましたぞ。

①点滴・・・直接血管に注射して投与するので効き目が確か。1回でOK。費用高し。

②吸入・・・口から吸い込むので効きやすい。1回でOK。咳やくしゃみがひどい時には吸いづらい。費用はそこそこ。

③内服−1・・・1回飲めばいいタイプ。効き目は早い。出血傾向がある。費用そこそこ。

④内服−2・・・1日2回の服用を5日間続けるタイプ。効果はなだらか。副作用はほとんどない。費用安し。

今はこんなにたくさんの治療方法(薬)があって、自分で選べるのだそうだ。

迷わず言いました。

キリマンで!      うそです。

点滴で!

 

午前10時に点滴打って、家に帰ってからも症状は変わらず、

昼食後も一向に回復する気配が感じられないので、

「ホンマに効いとるんかいな?あの点滴誰かの使い古しとちゃうんかい?」などと

お下品なお疑いをしてしまいましたが、

翌朝、おかげさまでばっちり回復いたしました!

 

うーん、健康って素晴らしいですね♪

そういえばインフルにかかったのなんて何年ぶりでっしょう?

過ぎてしまえばインフルも美しい思い出です。

どうか皆さんもお身体にはお気をつけくださいませ!

ではまた、シーユー!!インフルエンザ

クラウン・ワークショップに行ってきました〜♪ ②

こんにちは、武田です。

 

クラウン・ワークショップ「基本のキ」、2日目のレポートをお送りします。

 

まず、2日目のメニューです!

○クラス3:講師 ジージさん

①身体的スキルのトレーニング・・・ムーヴメント、パントマイム

 身体表現に必要な基本的技術の学習。

 

○ランチ・セッション

・クラウンについて聞きたいこと、知りたいことを何でもきける、ロネさんとの

 ランチタイム。(講座ではなかなか質問できないような、うまくまとまらない質問も

 読み解いてお答えします。)

 

○クラス4:講師 ロネさん

①ジャグリング

②クラウニング・ベーシック・・・コメディの発見

③クラウン特有の動き方(解説と実技)

④クラウニングを使った短いスキットに挑戦

 

このように、ぎっしりと中身が詰まっています。

しかも、クラス3の始まりには20分以上かけた入念なストレッチがありまして、

これがまたヨクデキテイルのでございます。

きっちりとストレッチできて、かつリラックスした精神状態を獲得して、すーっとエクササイズに入っていける・・・実に効果的なストレッチでした。

ジージさんのお言葉で印象に残っているものがあります。

「身体を動かすということは、脳から電気信号が送られていてそれに肉体の各部分が反応しているだけのこと。ストレッチには肉体をほぐすという役割もあるけれど、それと同じくらい、脳をほぐす・・・つまり、普段使っていない筋肉を動かすためには“ここに電気信号を送るんだよ〜!”という脳に対してのトレーニングの意味合いがあるんですよ。」

確かに確かに、です。

表現するということは「己を知る」ということ、

己の肉体を自由に操り、求める表現を実体化させること、その完成度を高めることが表現者にとって非常に重要ですもの。

これまたしっかと受け止めさせていただきました。

 

ランチタイムはロネさんを囲んで和気あいあいと🎶

ロネさんのクラウンに関する造詣の深さはもう、なみなみなみなみならぬものがあります。

クラウンの歴史や世界各国のコメディ事情については前日に講義がありましたが、欧米の過去の名クラウンたちの名前だってスラスラ出てきます。名前だけじゃなくて、どこの団体(サーカス)に所属していて、こんな芸風・キャラクターで、この映像は19○○年のものだ・・・なんてところまで、網羅しまくっているんです。

私は、欧米のコメディが日本に入ってきた時にすぐさまそれを取り入れたという“クレイジーキャッツ”や“ドリフターズ”について、詳しく教えてほしいとリクエストしたのですが、いやああまたまた出てくる出てくる、志村けんさんがドリフの付き人だった時代の話まで飛び出してきましたから、ロネさんスンバラシイ!!

そして、彼女のトークの奥から常に漂ってくる「クラウン愛」、これが心に染みてくるんです。

「日本にはクラウンという存在・文化を受け入れる土壌がない」

ロネさんが何度かもらしたため息交じりのコメント・・・

この言葉の中にどれほどの強い思いが込められているか、

その重さを推し量るだけでまぶたが熱くなりました。

あふれる情熱、とまらないクラウンへの愛情、

30年間「クラウン文化のない国」でクラウンとして第一線に立ち続けることがどれほどのエネルギーを必要とするか?

私には想像することすらできませんが、

ロネさんから出てくるクラウンに関するエピソードには、どこか温かみがあって、聞いていてとっても気持ちよかったです。

 

午後からはロネさんによる「ジャグリング」と「クラウニング」のレッスン。

私は27年ぶりにクラブのジャグリングに挑戦しました。

20代の頃、劇団青年座の稽古場で毎日歯を食いしばりながらジャグリングの練習をしていたことを思い出しました。

ううう〜ん、若かった。青かった。ほぼ全部青かった。

なつかしさ半分、できない自分へのいらだち半分であっという間の1時間が過ぎていきました。

クラウニングにチャレンジした後、

学んだテクニックを織り交ぜた短いスキットを2人1組で演じて、

すべてのメニューが終了しました。

 

汗かいた〜〜!!

心地よい汗いっぱい。

 

演技を教える立場になって5年、

久しぶりに「教わる」立場で参加したワークショップですが、

貴重な経験をさせていただきました。

緊張もしました。

己の中の届いていない部分を知ることもできました。

継続の力をあらためて知らされました。

情熱があることを知りました。

 

やっぱり表現はやめられません。

 

ロネさん、ジージさん、ありがとうございました。

果てしなくリスペクトです。

いつか必ず、お仕事でご一緒させてください。

 

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クラウン・ワークショップに行ってきました〜♪①

こんにちは、武田です。

クラウンネームはタンタンです!

 

週末の2日間、クラウンを学び演じるための講座『クラウン基本のキ』に参加してきました。

主催されたのは、クラウン劇団“OPEN SESAME”(オープンセサミ)さま、

そして講師として教えてくださったのが、日本を代表するクラウン「ロネ&ジージ」のお2人でした!

 

そもそも《クラウン》という存在について、ご存知でしょうか?

元々は英語の「clod」(田舎者、泥臭さ)が語源となっている舞台や大道芸の道化役を指しているそうで、古代ギリシャ・ローマの喜劇役者、16世紀から18世紀にかけてヨーロッパを席巻したイタリアのコメディア・デラルテの道化たち、シェイクスピア作品の道化役などにその原型が求められるそうです。

日本ではサーカスなどに登場する「ピエロ」という呼び名が一般的ですが、「ピエロ」とはコメディア・デラルテに登場する道化役の1呼称にすぎず、欧米ではクラウンの中の1キャラクターと認識されています。

ロネさんが「クラウン誕生の背景」について丁寧に解説してくださいましたが、西洋文化(演劇・オペラ・バレエなど)が日本に入ってきた時、それらを招聘した(または翻訳した)当時の文化人がクラウン(の存在や描写)を《不真面目だ》的な理由で排除してしまった為に、クラウンという文化自体が正確にとらえられることなく流入してしまったのだと、その結果、サーカスのクラウンを「ピエロ」と混同して呼ぶことが一般的になってしまったのだと、憂い交じりのトーンで話してくださいました。

クラウンとは、愚かな道化者(fool)を演ずるばかりでなく、固定的な秩序へのおどけた批判者であり、社会や人間関係の矛盾を写し出す鏡でもあるのだそうです。

 

さあ、ではではワークショップの内容を紹介してまいりましょう!

初日

◯クラス1:
キャラクター開発
①解説キャラクターとは何か?
・その人物の本質ー持って生まれたもの。
・クセとの違い。
・トラウマ、思い込みからの解放。
 
②ベーシック
・身体を緩めるウォームアップと引き上げ、身体のセンターリング(ベーシック
 な姿勢)の確認・自覚。
・日常の自分と表現(非日常)の際の自分の違いを確認する。
 
③キャラクタライズ
・様々な人物になる→足元から作り、全身へ
・外的印象(性別、年齢、身分、国籍)と内的印象(口グセと動作)。→世界に一つしか
 ない人物を生み出す。
 
④クラウンの登場
・自分のクラウンをキャラクタライズする。
    ポイントメイクをして、キャラクターを強調する。
・印象的な登場を行う。
    特別に面白いことをしようと考えず、なぜ、何の為にそこに登場するのかを考え
 る。
   言葉を発しなくても、セリフを感じながら演じる。
 ・与えられた課題を行う。
 
○クラス2:クラウンの知識
①クラウンはいつ、どこで誕生したか? 〜その歴史と背景について〜
②世界的に有名な古典クラウンたちの動画鑑賞と解説
 
とまあ、上記メニューを約6時間かけてじっくりみっちり教わってまいりました。

クラス1の中で最も印象的だったのは、キャラクター作りの際の秘訣「足元から作る」というレクチャーでした。

何かのキャラクターを演じる時とかくやりがちなのは、「顔の表情と手先の使い方」で特徴を表す、という手段・手法なんです。

・やった気になりやすい。

・身体全体に負荷をかけずに表現できる。

といった点が大きな理由になると思うんですが、「足元から」というのは今まで意識したことのないアドバイスでした。

確かに、、、

足の向きや伸ばし具合、歩幅や歩くスピード・・・

より細かく、具体的な表現(工夫)が求められますね。

そして、足から胴体へ、、、

最後に手振りや表情へ、、、

新鮮でした!ジージさん、ありがとうございました!!

 

クラス2で印象的だったのは、過去に存在した「クラウンの匠」の中でも特に素晴らしいと感じた「ジョージ・カール」と「グロック」の映像でした。

ジョージ・カール氏は飄々とした風情で、マイクのコードが次々に絡んで自らががんじがらめになっていく様を演じていくのですが、テンポとバリエーションが絶妙で芸術的ですらありました。

グロッグ氏は子どものようなつぶらな瞳と可愛い声で、舞台をハチャメチャに荒らしながら爆笑を誘います。チャップリンが敬愛していたというのも頷ける驚くべきセンスと技量の持ち主だと思います。

 

機会があったら是非ご覧になってみてください。

 

2日目の様子は次回に書きたいと思います。

コミュニケーション講座 終了しました!

こんにちは、武田です。

 

武田がお送りするコミュニケーション講座の本年第1弾!

「話すことへの苦手意識を振り払う!引き込む会話コミュニケーション術」

が終了しました。

ご来場・ご参加いただいた皆さま、

ありがとうございました!!

 

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今回の講座は、前半を「非言語コミュニケーション」の説明とワーク、

後半を「トーク実践」として、

①初対面の相手をほめること

オノマトペの有効活用

③フリートーク

という構成でやってみました。

 

手応えも、今後に向けての課題もヒントも盛りだくさん!

私にとっても意義深い講座となりました。

 

一番の手応えは「オノマトペ・クイズ」でした。

おそらくですが、テレビのバラエティ番組も含めて誰もやったことがない試みだと思います。トークの臨場感・再現力を高めるために非常に有効なアプローチだとあらためて実感しました。参加者の皆さんも楽しんで取り組んでくれました。

明石家さんまさんが「非言語コミュニケーションの達人」だという話も多くの方に「新鮮だった」という感想をいただきました。

そうなんです。やっぱりすごいんですね〜、さんまさん!

 

課題はとにかく時間配分、これに尽きます。

最後のフリートークまでいけなかったこと、

海より深く反省です。

参加者の御期待に沿えなかったこと、心よりのお詫びを申し上げました。

これは絶対に改善しないといけません。

最初のごあいさつワークからもう少しテンポを上げていかないといけません。

 

今回は京橋のOBPアカデミアさんで単発講座として実施しましたが、

今後は北花田と梅田と天満橋にてシリーズでやっていく予定です。

4月からですが、

梅田みらいずカルチャーリンクでは第1・第3金曜日の14:00〜15:30の枠で「表現力アップのためのパントマイム・基礎編」を、

よみうり天満橋文化センターでは第2・第4金曜日の15:00〜16:30の枠で「いきいき発声法」を、

JEUGIAカルチャーセンター北花田では第2・第4金曜日の10:30〜12:30の枠で「目指せ朗読マスター!(朗読教室)」を、

それぞれ開講いたします。

いずれも全6回、ワークショップをメインとした講座になります。

ご興味をお持ちの方、

日々のコミュニケーションをより活き活きと輝かせたいとお考えの方は是非お申し込みください。(申し込み先がご不明の場合は「ひょうげん教育」までメール等でお問い合わせください。)

 

お待ちしていま〜す!

 

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