NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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ワークショップ予約開始です

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こんにちは! 鰍沢です。

本日「堺アートワールド2018」ワークショップの予約が開始されました。

私たちの「擬音楽器・小物打楽器で物語をつくろう」は、小学生限定ですが、定員30名を受け付けています!

 

大道具の代わりに擬音楽器をセットした舞台でのミニ演劇「あらしのよるに」を鑑賞。

みんなで音楽物語を作るための準備として、声を出したり体を使ったりするアイスブレイクをします。

心と体が温まったら、珍しい擬音楽器や小物打楽器を使った物語「エルダのぼうけん」がスタート! 楽器の他にも手や体を叩いたりこすったりして音を出すボディパーカッションも使って、物語は進んでいきます。

音を出すだけでなく、出した音を聞いて想像して、どんな風景なのか、どんな気持ちなのかも思い描き、子どもたちと交流しながら創作していくワークショップです。

 

詳細はこちら

 

そうそう、大事なことを忘れていました。会場は入場無料。

私たちのワークショップも参加無料です。

お近くの方はお友だちを誘ってご予約くださいね〜!

擬音楽器を作ろう《レインスティック編》撮影しました!

f:id:lalala1com:20180708115432j:plainこんにちは、武田です。

 

上の写真をご覧ください。何をしているところだか分かりますか??

掃除? 炊事? 節分の豆まき??

いやいやいや、擬音楽器《レインスティック》を作っている最中の1枚なんです。

 

「鑑賞会プログラム・イマジン!」や「ワークショップ・イマジン!」のコーナーで紹介している動画《擬音楽器を作ろうシリーズ》の新バージョンであります!

 

すでに《オーシャンドラム編》はアップしてありますので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。「イマジン!」で使う(子どもたちにも演奏してもらう)様々な擬音楽器を、出演者のチャーリーやミリーやなんやかんやが四苦八苦しながら作り上げていく、まさに楽器メイキングのメイキングビデオでございまーす♬

 

今回も苦労や苦難の連続ではありましたが、何とか作りきった?みたいです。

 

編集出来次第ホームページ上にアップします。

もうちょっとお待ちくださいね。

 

これらの楽器を使用する「擬音楽器・小物打楽器で物語を作ろう」ワークショップは、8月5日(日)開催の堺アートワールドで開講します。

お近くの方は是非是非ご参加くださ〜い!!

 

 

 

堺アートワールド2018に参加しまーす

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こんにちは! 鰍沢です。

少し前のブログで書きました「堺アートワールド2018」のワークショップ、無事に企画が通り、8月5日(日)午後の部で開講します。

堺アートワールドは、今年で10回目なんですね。

記念すべき10回目のイベントに出ることができて嬉しいです!

96店のマーケットと、4つのライブペイント、10講座のワークショップ、マルシェもあり、堺市のアーティストによるコンサートもあるようです。

 

本日は、午前中ワークショップのための打ち合わせをし、午後には運営事務局からチラシが届きました。一月前ですもんね。

ワークショップは、どの団体もそれぞれ定員があるので予約優先です。

ぜひぜひご参加を〜!

 

私たちのワークショップ「擬音楽器・小物打楽器で物語をつくろう」の詳しい情報はこちら

堺市アートワールドの公式サイトはこちら

中学校でアフリカ音楽の鑑賞会♬

f:id:lalala1com:20180618154222j:plainこんにちは、武田です。

吹田市の中学校に「アフリカンミュージック&ダンス」の鑑賞会で行ってきました。

 

この作品は、日本にアフリカ音楽を伝えてくれたパイオニア・B.B.モフランを中心として、アフリカ各国の代表的なミュージシャンが集まって繰り広げる音楽鑑賞プログラムです。生命力溢れる太鼓の響き、美しいハーモニーを紡ぐ歌、ピアノやギターで奏でるアフリカ古今東西の名曲、争いや悲しみに彩られたアフリカの歴史のお話、そしてアフリカンリズムを堪能できるダンス・・・とにかく開放的で底抜けに明るいメンバーが「まるごとアフリカ」を学校の体育館に再現します!

 

この日は中学校とあって、お年ごろのボーイズ&ガールズが最初は照れくさそうにレスポンス(かけ声や手拍子)していたのですが、上の写真の「ライオンキングのテーマ」の頃から徐々に会場は温まり始め、ダンス体験コーナーになると雰囲気はガラッと変わりステージも客席もボーダーレスのカーニバル状態に!!

Jambo(ジャンボ)のリズムとメロディーに揺れる体育館、そして満面の笑顔!!!

モフラン始めメンバーたちも更に熱の入った演奏で盛り上げます。

みんな入り乱れて踊る、体育館はアフリカの草原のようでした。

 

担当の先生が終演後に頰を紅潮させながら話してくださいました。

「うちの生徒がこんなに自らを開放して歌い踊るなんて・・・初めて見ました。正直、私たちがびっくりしています。」

嬉しいお言葉です。

アフリカンたちの陽気な性格と前向きな姿勢が、生徒さんの心と身体を揺さぶったのですね。

出演者達は百戦錬磨の達人達でもあります。

どうやったら子どもたちが喜んでくれるか、

どうやったら自分たちのスピリットを自然に受け入れられるか、

どうやったら「照れ」や「無関心」という厚い上着を脱がせることができるか・・・

いつも考えています。

そして、

「みんなハッピーになる、イイデショ!」

汗びっしょりの顔をぬぐいながらキラキラの笑顔で答えてくれます。

 

身も心もホッカホッカになる、そんな鑑賞会でした♫

擬音楽器・小物打楽器で物語を作ろう!

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こんにちは! 鰍沢です。

先日ここに書いた「擬音楽器・小物打楽器で物語をつくろう」(ワークショップ版「イマジン!」)の詳細を、ワークショップページに掲載しました。

 

音を聞いて情景を想像したり、自分たちも楽器を使って音を出し、ファシリテーターの誘導でオンリーワンの物語を創造します。他にも、体を使ってみんなで出した音が雨の音になったり、風の音になったりする体験もし、物語に取り込んで行きます。

また、そうするためには自分の音を自信を持って鳴らしたり、友だちが出す音を聴いたり、みんなで協力することが必要だったりします。そこで、物語を作る前には、演劇的な要素を持つゲーム感覚のワークをいくつか行い、心も体もほぐしてから行ないます。

このワークショップでは、全体を通して「想像と創造」「自己開示する」「自尊心を高める」「相手を尊重する」「協力してひとつのものを作り上げる」といったことを目的につくられています。様々な要素を盛り込みながら、ひとつひとつ丁寧に積み上げて作られている演目です。

17種類の珍しい楽器に触れるなかなかないチャンスでもあります。

また、この演目は、学校単位の参加型鑑賞会としてもお受けしております。

どうぞご検討をよろしくお願いします!

堺アート・ワールドに応募しました

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堺アート・ワールドというのがありまして、市内または近畿圏のクラフト・アートショップが出店するマーケットや、絵画アーティストがライブペイントするコーナー、小物作りや楽器作りするワークショップがあったり、その数100以上の大規模なイベントが夏に開催されます。

今年はその中のワークショップに応募してみようと言う話になり、企画書を作りました。

「擬音楽器・小物打楽器で物語をつくろう」という試みです。

アーティスティックでしょ?

過去のものを見てみると、アートと言っても物作り的なものが大多数で、つくったものはお持ち帰りができる、つまり手元に物が残るワークショップばかりなので、私たちがやろうとしている「音楽の物語をつくる」ことがイベントのねらいとしてOKなのかどうかは分かりませんが、とにかくチャレンジしてみたいと思います!!

大人が本気で挑んで面白い!と思ったことは、きっと子どもたちも面白い!と思うと信じて。

 

今月末に出店できるかどうかの結果通知が出るようです。

ホントは、いい結果が出た時にブログ公開しようと思ったのですが、不合格であってもその先につながるような企画ができたので佳しとしましょう、という気持ちで先行発表?しました。

 

企画したものは近日中に、新しいワークショップとしてホームページに公開します。

お楽しみに!!

 

鰍沢

りんくう公園

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こんにちは! 鰍沢です。

お天気が悪いとされていたゴールデンウィークは、予報に反してのどかなお日和になりましたね。新緑がキラキラとしていてとっても気持ちいい休日でした。
みなさまはどのように過ごされましたか?

 

私はりんくうタウンという所に初めて行きました。りんくうタウン駅構内のイベント会場で、ひょうげん教育でもお世話になっているグループが2組出演していたので観に行ってきたのです。

 

そういえば大阪に来て4年にもなるのに、大阪湾を見たことがないと思い、少し早めに家を出て、りんくう公園へ足を伸ばしました。

公園からは関西空港から飛び発つ飛行機が見えるんですね。

海側の片隅に、激しい波を緩やかにしてくれる堤防があって、魚が行き来できるような作りになっているその中で海遊びができる場所があり、砂浜でカニを捕ったり、波打ち際で魚を捕ったりして遊ぶ子どもたち、いや、大人も、たくさん来ていました。

ああ、こんなことなら、サンダルを履いて来れば良かった!

とガッカリする私を尻目に、武田は堤防のごつごつした岩を降りて行き、「おっ魚がいる!いっぱいいる!」とのぞき込んでおりました。

滑るから気をつけて。

と言うと、「大丈夫、ここ滑らないよ」と、ニコニコな武田代表。

いいよね、男子は。

ああ、こんなことなら、ロングスカートを履いてくるんじゃなかった!

とため息をつく私。

バシャーーン!

振り返ると武田代表が、お尻まで浸かっており。岩にしがみついており。

あらまー、やってもうたな。

短パンを買いに走りましたよ。

そんなこんなで、岩場でズボンと靴下を乾かす武田代表が、遠くに見えますか?

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ズボンのポケットに入れていたスマホは無事だったので、ヨシとしましょう。

そんなわけで、りんくうタウン駅のイベントは短パンで観る羽目になりました。

 

イベントは客席だけでなく、通路の2階でも人が立ち止まり聴き入っている様子で、とても盛況でした。出演者のトークもお上手で客席からのレスポンスもあり、盛り上がっていました。

学校公演とはまた違った環境ですが、大人がホッと一息癒される楽しいコンサートでした。

 

鰍沢

置き土産

こんにちは!

昨日は神戸の小学校に「マジカルパーカッション!」の鑑賞会で行ってきました。

この鑑賞会プログラムについてや、出演グループ(ミラクルビート)の演奏技術とか人柄とかについては、今まで山ほどお伝えしてきましたので、過去の記事をご覧いただくとして…今日、皆さんにお伝えしたいのは、この小学校の鑑賞会ご担当先生が子どもたちに贈ってくれたプレゼントについてなんです。

 

5月実施の鑑賞会について、最初にお問い合わせをいただいたのは3月のことでした。ご担当の先生からの演目ジャンルのご希望は「音楽(鑑賞会)でジャズ系」でした。でも、スケジュールや予算の都合などでなかなか折り合いがつかず、私たちからも様々な提案を出させていただいて、「マジカルパーカッション!」で決定した…という経緯があったのです。

そして、決定後に先生からこんなお願いをされたんです。

「もし見当違いなお願いだったら許していただきたいのですが、『A列車で行こう(スタンダードジャズ、作詞作曲:ビリー・ストレイホーン)』と『愛するデューク(作詞作曲:スティーヴィー・ワンダー)』を演奏していただくことは可能でしょうか?」

えっ何で!? 思わず理由を伺ってしまいました。

「今年度の文化発表会で、低学年は『A列車で行こう』を、高学年は『愛するデューク』を歌ったり演奏したりして発表したんです。だから、年度は変わりますが、その練習した曲が突然演奏されたらびっくりするだろうし、喜ぶだろうなあと思いまして。」

いろいろ見えてきました。

ご担当の先生は音楽の先生とのことでした。ですから、文化発表の際の選曲も指導も、きっとこの方がなさったに違いありません。子どもたちが発表に向けて必死に練習したその姿を、誰よりも近くで見て、誰よりも応援していたに違いありません。

だから、みんなの努力や笑顔や涙やなんやかやがいっぱい詰まった思い出の曲を鑑賞会で演奏してほしいということなんですね(鼻つ〜ん)

そして、先生は続けました。

「実は私が3月いっぱいで異動になるものですから・・・」

ああもう、電話越しで小さく嗚咽です。言葉が出ません。

「分かりました」《まっかっせんなさあああ〜い!》と心で応え、すぐにミラクルビートに相談しました。

詳しい事情を説明する前にアッコちゃん(ミラクルビート・リーダー)は「いいですよ、まーくん(ピアノ)も山ちゃん(ドラム)もノリノリで演奏しますよ、元々レパートリーでもあるし!」の二つ返事で快諾!(先生とのやり取りを聞いてたんかい)

すぐにご担当の先生に報告をした…かったのですが…

演目が決まるまでの間に時間が経っていまして、この時既に3月末、学校には報告したのですが、ご担当の先生はもう異動された後で居らっしゃらなかったのです。

もし、このブログを読んでいてくださるならお伝えします。

子どもたちは突然のサプライズ演奏に歓声を上げて喜んでいましたよ。

低学年の子どもたちは「A列車で行こう」を元気に歌ってくれました。

高学年の子どもたちは「愛するデューク」の時に立ち上がって手拍子してくれました。

先生の置き土産はきちんと子どもたちに届きましたよ!!

演奏家も心から楽しんでスウイングしていました!

 

こういったことは稀ではありますが、何かリクエストや特別な思い入れなどがありましたら、取りあえずご相談いただけたらありがたいです。

 

それにしても小学校で「A列車で行こう」と「Sir Duke」ですか…シブすぎる。

A列車の日本語訳の歌詞を子どもたちは歌っていましたが、あれは美空ひばりさんが歌ってたバージョンのものだったのでしょうか…

いろんな意味でこの先生とお会いしたかったです。

そして直接お礼を申し上げたかったです。

ありがとうございました!

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2回のステージを無事に終了してホッと一息のミラクルビートのみなさん。

 

 

ケモノ耳

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鰍沢です。

「イマジン!」の中で上演する「あらしのよるに」の稽古が先日4回目を終え、だいぶ形ができ上がってきました。

2人の位置関係や、オオカミ・ヤギとしての動きのイメージもつかめてきたところで、今度は衣裳による動きの制限を調整していきたいと思います。

そこでどうしても必要になるのが、「ケモノ耳」!

体育館に400人という状況でもハッキリと見えるように、大きめに作るので、次回はこれをつけての練習となります。

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これをカチューシャか帽子につけてかぶる予定なのですが、結構激しく動くシーンもあるし、ヘッドセットもあるので、何に固定するか検討中!

 

先日はやはり衣裳用の太ネクタイを縫いまして…

縫い物よりは工作の方が好きですが、やっぱり器用ではないなと、あらためて痛感するのであります。

 

記事:鰍沢

新学期スタートの読み聞かせ

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今年度、初の読み聞かせはこれ。

一冊目は、チェン・ジャンホン作・絵の「ウェン王子とトラ」

中国の絵本作家さんの絵は、中国の水墨画のような濃淡の美しい色合いで、構図に迫力があり図書館で見つけて一目惚れで借りてきました。

子トラを人間に殺され、悲しみと怒りで人を襲うようになった母トラ。

国を治める王様は、トラを退治しようとするが、占い師のおばあさんの提言で自分の息子をトラに差し出すことにする。

すると、トラは王子を我が子のように可愛がり、少年はトラの元でたくましく成長していく。……という、ストーリー性の高い絵本。

絵の素晴らしさも相まって、子どもたちは絵本の世界にどっぷりとはまったようで、こちらがびっくりするくらい真剣なまなざしで、集中して聞いていました。

 

2冊目は、武田が読み聞かせる、飯野和好作「ねぎぼうずのあさたろう その1」

茶店のお婆や侍が出てきたりする時代物で、お話は浪曲調で書かれていて、耳にも楽しい一作を、武田が臨場感たっぷりに読むと、くすくすと笑い声が。

読み聞かせは、ヒアリングを鍛えるのにもとてもいいのですね。

 

学年が上がった子どもたちの顔は、活き活きとして、これまた春爛漫なのでありました。

 

 

記事:鰍沢