NO ART, NO LIFE アートはいつでも君のそばに

心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです

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心を育てる芸術鑑賞会の企画・制作《ひょうげん教育》のスタッフブログです。

堺アート・ワールドに応募しました

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堺アート・ワールドというのがありまして、市内または近畿圏のクラフト・アートショップが出店するマーケットや、絵画アーティストがライブペイントするコーナー、小物作りや楽器作りするワークショップがあったり、その数100以上の大規模なイベントが夏に開催されます。

今年はその中のワークショップに応募してみようと言う話になり、企画書を作りました。

「擬音楽器・小物打楽器で物語をつくろう」という試みです。

アーティスティックでしょ?

過去のものを見てみると、アートと言っても物作り的なものが大多数で、つくったものはお持ち帰りができる、つまり手元に物が残るワークショップばかりなので、私たちがやろうとしている「音楽の物語をつくる」ことがイベントのねらいとしてOKなのかどうかは分かりませんが、とにかくチャレンジしてみたいと思います!!

大人が本気で挑んで面白い!と思ったことは、きっと子どもたちも面白い!と思うと信じて。

 

今月末に出店できるかどうかの結果通知が出るようです。

ホントは、いい結果が出た時にブログ公開しようと思ったのですが、不合格であってもその先につながるような企画ができたので佳しとしましょう、という気持ちで先行発表?しました。

 

企画したものは近日中に、新しいワークショップとしてホームページに公開します。

お楽しみに!!

 

鰍沢

りんくう公園

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こんにちは! 鰍沢です。

お天気が悪いとされていたゴールデンウィークは、予報に反してのどかなお日和になりましたね。新緑がキラキラとしていてとっても気持ちいい休日でした。
みなさまはどのように過ごされましたか?

 

私はりんくうタウンという所に初めて行きました。りんくうタウン駅構内のイベント会場で、ひょうげん教育でもお世話になっているグループが2組出演していたので観に行ってきたのです。

 

そういえば大阪に来て4年にもなるのに、大阪湾を見たことがないと思い、少し早めに家を出て、りんくう公園へ足を伸ばしました。

公園からは関西空港から飛び発つ飛行機が見えるんですね。

海側の片隅に、激しい波を緩やかにしてくれる堤防があって、魚が行き来できるような作りになっているその中で海遊びができる場所があり、砂浜でカニを捕ったり、波打ち際で魚を捕ったりして遊ぶ子どもたち、いや、大人も、たくさん来ていました。

ああ、こんなことなら、サンダルを履いて来れば良かった!

とガッカリする私を尻目に、武田は堤防のごつごつした岩を降りて行き、「おっ魚がいる!いっぱいいる!」とのぞき込んでおりました。

滑るから気をつけて。

と言うと、「大丈夫、ここ滑らないよ」と、ニコニコな武田代表。

いいよね、男子は。

ああ、こんなことなら、ロングスカートを履いてくるんじゃなかった!

とため息をつく私。

バシャーーン!

振り返ると武田代表が、お尻まで浸かっており。岩にしがみついており。

あらまー、やってもうたな。

短パンを買いに走りましたよ。

そんなこんなで、岩場でズボンと靴下を乾かす武田代表が、遠くに見えますか?

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ズボンのポケットに入れていたスマホは無事だったので、ヨシとしましょう。

そんなわけで、りんくうタウン駅のイベントは短パンで観る羽目になりました。

 

イベントは客席だけでなく、通路の2階でも人が立ち止まり聴き入っている様子で、とても盛況でした。出演者のトークもお上手で客席からのレスポンスもあり、盛り上がっていました。

学校公演とはまた違った環境ですが、大人がホッと一息癒される楽しいコンサートでした。

 

鰍沢

置き土産

こんにちは!

昨日は神戸の小学校に「マジカルパーカッション!」の鑑賞会で行ってきました。

この鑑賞会プログラムについてや、出演グループ(ミラクルビート)の演奏技術とか人柄とかについては、今まで山ほどお伝えしてきましたので、過去の記事をご覧いただくとして…今日、皆さんにお伝えしたいのは、この小学校の鑑賞会ご担当先生が子どもたちに贈ってくれたプレゼントについてなんです。

 

5月実施の鑑賞会について、最初にお問い合わせをいただいたのは3月のことでした。ご担当の先生からの演目ジャンルのご希望は「音楽(鑑賞会)でジャズ系」でした。でも、スケジュールや予算の都合などでなかなか折り合いがつかず、私たちからも様々な提案を出させていただいて、「マジカルパーカッション!」で決定した…という経緯があったのです。

そして、決定後に先生からこんなお願いをされたんです。

「もし見当違いなお願いだったら許していただきたいのですが、『A列車で行こう(スタンダードジャズ、作詞作曲:ビリー・ストレイホーン)』と『愛するデューク(作詞作曲:スティーヴィー・ワンダー)』を演奏していただくことは可能でしょうか?」

えっ何で!? 思わず理由を伺ってしまいました。

「今年度の文化発表会で、低学年は『A列車で行こう』を、高学年は『愛するデューク』を歌ったり演奏したりして発表したんです。だから、年度は変わりますが、その練習した曲が突然演奏されたらびっくりするだろうし、喜ぶだろうなあと思いまして。」

いろいろ見えてきました。

ご担当の先生は音楽の先生とのことでした。ですから、文化発表の際の選曲も指導も、きっとこの方がなさったに違いありません。子どもたちが発表に向けて必死に練習したその姿を、誰よりも近くで見て、誰よりも応援していたに違いありません。

だから、みんなの努力や笑顔や涙やなんやかやがいっぱい詰まった思い出の曲を鑑賞会で演奏してほしいということなんですね(鼻つ〜ん)

そして、先生は続けました。

「実は私が3月いっぱいで異動になるものですから・・・」

ああもう、電話越しで小さく嗚咽です。言葉が出ません。

「分かりました」《まっかっせんなさあああ〜い!》と心で応え、すぐにミラクルビートに相談しました。

詳しい事情を説明する前にアッコちゃん(ミラクルビート・リーダー)は「いいですよ、まーくん(ピアノ)も山ちゃん(ドラム)もノリノリで演奏しますよ、元々レパートリーでもあるし!」の二つ返事で快諾!(先生とのやり取りを聞いてたんかい)

すぐにご担当の先生に報告をした…かったのですが…

演目が決まるまでの間に時間が経っていまして、この時既に3月末、学校には報告したのですが、ご担当の先生はもう異動された後で居らっしゃらなかったのです。

もし、このブログを読んでいてくださるならお伝えします。

子どもたちは突然のサプライズ演奏に歓声を上げて喜んでいましたよ。

低学年の子どもたちは「A列車で行こう」を元気に歌ってくれました。

高学年の子どもたちは「愛するデューク」の時に立ち上がって手拍子してくれました。

先生の置き土産はきちんと子どもたちに届きましたよ!!

演奏家も心から楽しんでスウイングしていました!

 

こういったことは稀ではありますが、何かリクエストや特別な思い入れなどがありましたら、取りあえずご相談いただけたらありがたいです。

 

それにしても小学校で「A列車で行こう」と「Sir Duke」ですか…シブすぎる。

A列車の日本語訳の歌詞を子どもたちは歌っていましたが、あれは美空ひばりさんが歌ってたバージョンのものだったのでしょうか…

いろんな意味でこの先生とお会いしたかったです。

そして直接お礼を申し上げたかったです。

ありがとうございました!

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2回のステージを無事に終了してホッと一息のミラクルビートのみなさん。

 

 

ケモノ耳

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鰍沢です。

「イマジン!」の中で上演する「あらしのよるに」の稽古が先日4回目を終え、だいぶ形ができ上がってきました。

2人の位置関係や、オオカミ・ヤギとしての動きのイメージもつかめてきたところで、今度は衣裳による動きの制限を調整していきたいと思います。

そこでどうしても必要になるのが、「ケモノ耳」!

体育館に400人という状況でもハッキリと見えるように、大きめに作るので、次回はこれをつけての練習となります。

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これをカチューシャか帽子につけてかぶる予定なのですが、結構激しく動くシーンもあるし、ヘッドセットもあるので、何に固定するか検討中!

 

先日はやはり衣裳用の太ネクタイを縫いまして…

縫い物よりは工作の方が好きですが、やっぱり器用ではないなと、あらためて痛感するのであります。

 

記事:鰍沢

新学期スタートの読み聞かせ

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今年度、初の読み聞かせはこれ。

一冊目は、チェン・ジャンホン作・絵の「ウェン王子とトラ」

中国の絵本作家さんの絵は、中国の水墨画のような濃淡の美しい色合いで、構図に迫力があり図書館で見つけて一目惚れで借りてきました。

子トラを人間に殺され、悲しみと怒りで人を襲うようになった母トラ。

国を治める王様は、トラを退治しようとするが、占い師のおばあさんの提言で自分の息子をトラに差し出すことにする。

すると、トラは王子を我が子のように可愛がり、少年はトラの元でたくましく成長していく。……という、ストーリー性の高い絵本。

絵の素晴らしさも相まって、子どもたちは絵本の世界にどっぷりとはまったようで、こちらがびっくりするくらい真剣なまなざしで、集中して聞いていました。

 

2冊目は、武田が読み聞かせる、飯野和好作「ねぎぼうずのあさたろう その1」

茶店のお婆や侍が出てきたりする時代物で、お話は浪曲調で書かれていて、耳にも楽しい一作を、武田が臨場感たっぷりに読むと、くすくすと笑い声が。

読み聞かせは、ヒアリングを鍛えるのにもとてもいいのですね。

 

学年が上がった子どもたちの顔は、活き活きとして、これまた春爛漫なのでありました。

 

 

記事:鰍沢

春爛漫

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こんにちは! 鰍沢です。

新学期が始まり、鑑賞会の準備が進んでいます。

お問い合わせも数多くいただき、「TJパルのマリンバ・オー・マリンバ」「マジカルパーカッション!」「アフリカンミュージック&ダンス」「SUPER PANTOMIME THIEATER」などが決定しています。

 

新たに照明さんや音響さんとの繋がりもでき、打ち合わせや機材確認、これから新しくご紹介していく、いくつかのグループや講演会、ワークショップといったものも準備しています。

さらに、さらに、新しいプロジェクトも立ち上がり、考えることもやらねばならないこともあり、活気溢れる仕事場となっています。

詳細は、順次ホームページでアップしていく予定です。

 

さて、話は変わりますが、先日横浜赤レンガ倉庫で「African Festival よこはま 2018」が開催されました。6年間このフェスティバルのチラシやポスターのデザインを、鰍沢が担当させていただいています。

 毎年、アフリカにまつわるマーケットや音楽や写真展、ファッションなどがずらりと揃い、アフリカ各国大使館もやってきてお国の紹介をしたり、ジャンベやアフリカンダンスのワークショップがあったりと、とてもにぎやかなお祭りです。

弊社の「アフリカンミュージック&ダンス」や「ゴスペル to HipHop」に出演しているMari TAMTAMも、毎年、司会&同時通訳で参加しています。

来年は4月5日(金)〜7日(日)開催。

 

記事:鰍沢(かじかざわ)

 

 

なにわ人形芝居フェスティバル

 こんにちは、武田です。

桜満開の青空の下、天王寺は下寺町まで「なにわ人形芝居フェスティバル」に行ってきました。

 1人・700円のフリーパスを買ったら、会場となっている約30件のお寺を廻って、

好きな人形劇を観たり、スタンプラリーに参加したり、バルーンもらったり、フェイスペイントしたり、手作りグッズや食べ物を買ったり・・・そんな風にして、お寺とアートと桜の花をゆったりと楽しむ、天王寺ならではのフェスなんです。私は初めての参加でした。

 まずは、演劇と紙芝居の融合「笑劇!紙芝居しばい」を観て大笑い!

ただの紙芝居ではない異次元紙芝居ライブ、とでもいいましょうか!?演者2人の呼吸もピッタリの見事なパフォーマンスでした。

 続いては、腹話術と人形劇の融合「ポポルの一座」を拝見。

子どもたち大喜び、大人もびっくり大笑いの面白さでした。どこか懐かしさも感じる独特のテイストと演者の温かな人懐っこいトークで、身も心もほっこりさせていただきました。

 

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 お昼ご飯を食べて、午後のスケジュールへ。

 スティールパンの演奏会へいざ参らん!

たった4名での演奏ながら、久しぶりに耳にするスティールパンの響きは期待を裏切らない、陽気でホットなキラキラサウンドでした。思わず手拍子したくなる、いつの間にか笑顔になっている・・・そんな心地よいパンの演奏を堪能しました!

 それからスタンプラリーに猛烈チャレンジ。たった30分で全部のスタンプをかき集め押してもらって抽選会場へゴールイン!我が娘はガラガラくじ引きで、あべちか商品券をゲット!ホクホク顔で会場を後にしました。

 お天気も良く、お花見も兼ねられて最高!

1日過ごせた人形芝居フェスでした。

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最後の読み聞かせでした

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春ですね。

今日が修了式だった学校も多いことと思います。

先日、今年度、最後の読み聞かせに行ってきました。

武田は、3クラスに長谷川義史さんの「まんぷくでぇす」を読み聞かせてきましたが、クラスによって違う反応を楽しんだようです。

宮西達也さんの「おまえうまそうだな」は、写真より4倍くらい大きいサイズの大型絵本を読み聞かせました。

普段は胸の高さで本を持って、みんなの顔を見ながらの読み聞かせになるのですが、今回は本の後ろに読み手が隠れてしまうほどの大きさだったので、集中して絵を見てもらいました。

時々、みんなの反応を見ようと本の陰からこっそり覗くと、そこには真剣に絵を見つめる子どもたちの視線があり、 その真剣なまなざし、集中してお話に入り込んでいる表情、純真な輝きに心を打たれました。

ああ、やっぱり子どもってかわいい!

 

記事:鰍沢

リメンバー・ミー

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鰍沢です。

ディズニー&ピクサーの「リメンバー・ミー」を観てきました。

ラテンのギターの音色が好きで、メキシコの死者の日のお祭りが好きで、CMでその部分だけ見ていいなぁと思って、ふらぁっと行ったのですが、思いがけず大泣きして、終演後の会場からなかなか出られないという……

観ていないかたもおられると思うので、ストーリーについては語りませんが、主役の少年ミゲルの声を演じた13歳の石橋陽彩(ひいろ)君の演技と歌の素晴らしさに心底びっくりしました。

日本人も歌唱力がある人がどんどん出てきますね。昔に比べてレッスンが進化したんでしょうね。

先が楽しみです。

新作登場! 「神技!中国雑技と伝統芸術」

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東京で同業社に勤務していた時にお世話になっていた、中国雑技の素晴らしい技の持ち主からご連絡をいただき、ご縁あって新プログラムを立ち上げることができました。

彼の名は張 海輪(ちょう かいりん)さん。

昨年11月の「大道芸ワールドカップ in 静岡」でジャパンカップチャンピオンとワールドカップチャンピオンの大会初の二冠を達成した超絶技の持ち主、それが張さんです。

 

よくよくお話を聞くと、知っている雑技のメンバーが何人もいらして、その中には私の結婚式で美しくスリリングな演技を見せてくださった方も!

 

弊社ホームページに雑技の解説を載せていますが、どの演技も本当に素晴らしい。女性は可憐で華奢でしなやかで、男性は鋼のような筋力で男性的なしなやかさで凛とした演技が多い。

 

雑技のある女性とのエピソードで、とても印象に残っていることがあるのですが、本番が始まる直前まで、彼女は頭にお椀を積み重ねたままずーっと皿回しをしていたり、階段の途中で身じろぎもせず?三点倒立をしていたり、それはきっとその日の自分のコンディションを知るためのものなのだと思うのですが、4歳5歳の幼少から特訓を重ねてきた方が、出番の直前までそうやって自分管理を怠らずに調整をしている姿をみると、日本の俳優はなんて温いんだと、恥ずかしい気持ちになったものです。

 

2名編成からの公演が可能です。

体験コーナーなどをはさみながら、驚きの技を次々と展開していく、まばたきを忘れる一時となることでしょう。鑑賞会だけではなく、イベントやパーティでも上演可能です。

詳しくはこちらから↓

www.lalala1.com

 

記事:鰍沢(かじかざわ)